夜中に目が覚める・寝つきが悪いときに。不眠症だった私の、アーユルヴェー版ホットミルク。
更新日:9月3日
私も「夜中に目が覚める」に悩んでいました
昔の私は、布団に入ってもなかなか眠れない日が続いていました。やっと眠れたと思っても、夜中に何度も目が覚めてしまう。時計を見るとまだ2時、3時……。
「また今日も眠れない」と思うほど、焦りと恐怖が体を貫くようで、ますます目が冴えてしまうことも。
思い起こせば10代後半の頃から、「朝までぐっすり眠れた」という感覚がほとんどなく、睡眠については本当に長い間悩んできました。
試せるものは何でも試しました。例えばメラトニン。最初は眠りやすくなった気もしましたが、すぐに慣れてしまったように感じ、飲むのをやめました。CBDを試してみても私には同じでした。
やがて睡眠薬に頼るようになりましたが、眠れても頭がすっきりせず、胃も常に荒れているように感じ、以前のように食事を楽しめなくなっていきました。
眠りたいのに眠れない。眠るために何かに頼ると、今度は別のつらさを感じる。
まさに負のスパイラルでした。
そんな私が出会ったのが、アーユルヴェーダです。

アーユルヴェーダでは「眠れない」だけを見ない
アーユルヴェーダを知って私が面白いと思ったのは、睡眠だけを切り離して考えないことでした。
なかなか寝つけない、夜中に何度も目が覚める、夢をたくさん見る、眠りが浅い、朝早く目が覚めてしまう。
同じ「眠れない」という悩みでも、その人の体質や心の状態、食事、生活リズムなどによって、アーユルヴェーダではその背景をさまざまな角度から見ていきます。
特に、考え事が止まらない、ソワソワする、眠りが浅い、夜中に何度も目が覚めるといった状態は、アーユルヴェーダでは「ヴァータ(Vata)」の乱れ と結びつけて考えることがあります。
ヴァータは「動き」の性質を持つため、忙しすぎたり、考えることが多かったり、不規則な生活が続いたりすると、夜になっても心と体がなかなか静まらない。
だからアーユルヴェーダでは、ただ「眠るために何かを摂る」というよりも、夜になったら刺激を減らし、温かさや規則正しいリズムを取り入れながら、心と体を少しずつ休息モードへ切り替えていくことを大切にします。
私もアーユルヴェーダを知ってから、夜の過ごし方を少しずつ変えていきました。
その中で、今でも毎晩続けているお気に入りの習慣が、スパイス入りのホットミルクです。

寝る前のスパイス入りホットミルク
眠る1時間くらい前に、温めたミルクにスパイスを入れてゆっくりいただきます。
特別なものではないし、作り方もとっても簡単。でも私にとっては、この一杯を飲む時間そのものが「今日も一日終わったよ」と心と体に知らせるような、夜の小さな習慣になっています。

材料は、ホットミルクとスパイスだけ
眠る1時間くらい前にあたためたミルクにスパイスを入れてゆっくりといただくだけ。
とっても簡単なのに、心と体がふわっとゆるみます。
基本の3つはこれ
🟡 ターメリック→ 心と体をゆるめる、アーユルヴェーダでも古くから親しまれている黄金色のスパイス
🟤 ナツメグ→ 香り豊かで、アーユルヴェーダでは夜のリラックスタイムに勧められるスパイス
🧈 ギー→アーユルヴェーダで滋養を与える食材として大切にされる、安心の一さじ
お好みで、こんなスパイスもおすすめ
🟠 シナモン→ 甘くスパイシーな香りが、気持ちをほっとゆるめてくれます
🌿 アシュワガンダ→ がんばりすぎた日に◎。 心の疲れを和らげ、ととのえるアダプトゲン(適応力を高めるハーブ)
💛 サフラン→ 「幸福スパイス」とも呼ばれるほど、心に明るさをもたらします。 女性のバランスをサポートしたい時にもぴったり。
作り方(とってもシンプル)
ティーカップに温めたミルクを注ぐ(お湯+ミルクでもOK)
お好みのスパイスを入れる(ナツメグは削ると香りが最高!)
軽く混ぜて、香りを感じながらゆっくり飲むだけ
※もちろん煮出してもOKです◎

私はこれを始めてから…
本当に寝つきが変わりました。
呼吸が深くなって、ふっと気持ちが軽くなる。
アーユルヴェーダでは、こういう「夜の過ごし方=ラサーヤナ(若々しさのための知識・滋養)」をとても大切にしています。
「なんだか最近眠れないな…」「心がソワソワして落ち着かないな…」
そんな時に、このドリンクがそっと寄り添ってくれるかもしれません🌙
このドリンクは睡眠薬ではないので、急激な効果を期待するものではありません。
毎日続けることで、少しずつ脳と体が覚えていくような感覚があり、自然に眠りに入れるようになっていきました。
今は、毎晩自然に眠り、朝心地よく目が覚めています。
毎朝、自然に眠れることの幸せを感じています。
睡眠に悩みを抱えて、アーユルヴェーダリトリートを訪れる方も少なくありません。
私自身、長く睡眠に悩んできたからこそ、眠れないつらさはよく分かります。
本場スリランカでは、アーユルヴェーダドクターが一人ひとりの体質や生活習慣について丁寧に話を聞き、その人に合わせた過ごし方やトリートメントを提案してくれます。
「一度、自分の心と体をゆっくり休ませたい」と感じている方は、アーユルヴェーダリトリートという選択肢もあります。




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